平成28年7月20日、北陸地方整備局において、平成26年4月1日~平成28年3月31日に完成した土木工事のうち、特に優れた工事成績を収めた19社に、「平成28年度工事成績優秀企業認定」が行われました。
平成22年度以降、約6年ぶりに工事成績優秀企業の認定を受けることができ、感無量であります。安全第一はもちろん、品質施工に努めた技術者、また協力業者の皆様のおかげと深く感謝申し上げます。この認定を励みに、堅実・正確・創意をモットーとして、安全第一に品質の良い施工に勤めてまいります。
北陸地方整備の優良工事に従事した技術者 竹田 淳に、優良技術者表彰として、全国土木施工管理技士会連合会会長賞が授与されました。
平成28年4月24日(日)、G7富山環境大臣会合2016 富山市開催記念 チームとやましフォーラム~SE4All エネルギー効率改善都市としてのチャレンジ~において、「チームとやまし」取り組み優秀チームとして表彰を受けました。
「低炭素社会の実現に向けて、私たちができること」のテーマにパネリストとしてディスカッションされました。
建設業は天候で仕事が左右され、時間的に不規則な労働になることが多い業界ですが、働く社員にも家庭があり、家族との時間も大切にする会社でなければ成り立たないと考えています。
○技術者育成へ労働環境改善○
富山駅すぐそばに本社を構える建設業の高田組は昭和4年創業の老舗。砂防や鉄道関連の工事に実績があり、経験豊富な技術者を数多く抱える。「人は会社の宝であり未来です」をモットーに、働きやすい職場づくりに努めてきた成果だ。
このモットーを掲げたのは25年ほど前。当時専務だった高田均社長が「今後の建設業は技術者の確保と育成が大事になる」と考えて自らフレーズを決めた。「宝」「未来」は会社の所在地である富山市宝町と、幼かった長女の名前(麻未さん)から思いついたという。同時に新卒者を積極的に採用し、職場環境の改善に努めた。当時入社した現在40代前半から30代後半の社員が技術者として力をつけ今や業務の第一線を担っている。
○「お互いさま」で助けあう○
建設業は作業の進ちょくが天候にも左右され休日が不定期になりがち。そんな中でも社員同士が協力し、子どもの誕生や急病などに合わせて休みをとれるようにしている。工務部の水野時諭さんは14年前に休暇をとり長女の誕生に立ち会った。
「当時の上司が理解ある人で、快く病院へ送り出してくれた。」と振り返る。これをきっかけに妻の出産前後に有給休暇を取得するのが職場に定着し、会社も「父親休暇」として制度化して後押しした。「社員には同じ子育て世代が多く、お互いさまで助け合えている」と工務部の橋場洋平さん。立山砂防工事に従事し、現場に泊まり込む日が多いが、「山から下りている時はなるべく育児にかかわるようにしている」。
このほか、子どもが病気やけがをした際の「看護休暇」は法定を上回る12歳の年度末までを対象にしている。13年に「元気とやま!仕事と子育て両立支援企業」として表彰された。
今年は年1回春に行う社内安全大会の開催日を、社員の子どもたちの運動会と重ならないように調整している。高田社長は「わたしのころは子どもの学校行事に理由に仕事を休むのははばかれたが今は時代が違う。地方の中小企業だからこそ人を大事にできると考えており、これからも働きやすい職場づくりを進めて次代を担う人材を育てていきたい」と話した。
平成27年9月関東・東北豪雨 災害における災害支援にあたり、旺盛なる責任感をもって作業に尽力したことが功績とされ、 北陸地方整備局長から『災害支援功労者感謝状』の贈呈を受けました。
また、就業規則に基づき、社内表彰を行いました。
当社にとって優秀な人材こそ唯一の財産です。
その社員には家庭や生活があり、その中で結婚・出産という過程があり、その後子育ての時期も迎えます。
社員一人ひとりが親としての行動を当たり前として行なえるように、職場環境を整備することが会社の役割だと考えます。
子育て中の社員の半数が出産に立ち会うための休暇を取得しています。
総合建設業の高田組(富山市宝町、高田均社長)は「人は会社の宝であり未来です」をモットーに働きやすい職場づくりに努める。その一環として子育てとの両立を支援しており、県の「元気とやま!子育て応援企業」に表彰された。
男性社員が妻の出産前後に有給休暇がとりやすいよう「父親休暇」を制度化しているのが特徴の一つ。建設業は工事の進捗が天候などにも左右されるため、思うように休みを取れないことが少なくないが、ほとんどの社員が利用して出産や退院に付き添っている。十数年前にある男性社員が出産に立ち会ったのがきっかけとなり社内の理解が進み、出産時の休暇が浸透したという。これを会社が制度化して後押ししたかたちだ。
このほか、こどもが病気やケガをした際の看護休暇は法定を上回る12歳の年度末までを対象にしている。普段の有給休暇の取得率も高く、家族サービスに当てる社員が少なくない。長女の誕生に立ち会った専務の堂口隆介さんは「社員に30、40代の子育て世代が多い。家庭の充実が仕事での頑張りにもつながる」と話す。