一般社団法人 富山県建設業協会が主催された『富山工業高校 土木工学科2年生による現場見学会』が、大鉄工業・高田組共同企業体で施工を行っている、牛島地下道撤去工事で開催されました。
当社からは、同校を卒業したOB 2名が参加しました。
先輩からのメッセージとして、入社4年目の奥野は、「学校の勉強だけでは学べない、実際の現場に出て理解できることが多くある。将来、皆さんと一緒に仕事ができれば」と、エールを送りました。
入社1年目の吉田は、「社会人になると自由な時間が減るので、しっかり将来について考えてほしい。もし就職する際に、この現場を見学した事が参考になればいいと思う」と、アドバイスしました。
国土交通省 北陸地方整備局 神通川水系砂防事務所が、砂防工事における i-Construction の導入を加速させることを目的に、令和2年度中尾第4号砂防堰堤改築他工事においてICT砂防体験講習会を主催し、建設業者など約20名の参加者が集まりました。
〇日 時 令和 3年10月14日(木) 9:30~
〇場 所 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾地先:外ヶ谷工区
〇内 容 ICT技術を利用したブロック積導流壁の無人化施工について
【工事概要】
1)工事名 令和2年度中尾第4号砂防堰堤改築他工事
2)工事場所 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾地先
3)施工者 株式会社 高 田 組 現場代理人:山田 昌文
監理技術者:山田 昌文
担当技術者:齋藤 竜也
4)工事概要 本工事は、外ヶ谷第10号砂防堰堤右岸側袖部の補強対策として、劣化した袖に
土石流が当たることを保護するための導流壁をブロック積にて構築する工事である。
ブロック据付 異形ブロック4t 標準型 351個
ブロック据付 異形ブロック4t 0.75L切込型 108個
【無人化ICTの目的】
土石流発生時や土砂崩壊などの災害に巻き込まれる恐れのある危険地帯に対し、無人化施工技術と
ICT技術を組み合わせることにより、安全かつ設計通りの施工を実施することを目的とする。
【無人化ICT機材】
~ ~ ~ ここから、僕らが 『砂防体験講習会』 の様子をレポートします(^ー^)/ ~ ~ ~
神通川水系砂防事務所長様から、ご挨拶を頂きました。
現場代理人・監理技術者の山田さんから、工事概要の説明がありました。
ラジコン操作で3DMG・3DMC(マシンガイダンス・マシンコントロール)を実現する
キャタピラー製の36tクラスの次世代油圧ショベルです!
ラジコンシステムCATコマンドを搭載しており、中継局なしで最大で400m離れた
位置から操作可能で、双方向通信により手元で機械の状況も把握できます。
操作室です。1日約25個のブロック積み施工を行っています。
これで砂防体験講習会は終了です。
最後に・・・
高田組初の無人化施工ということで、山田さんがこの砂防体験講習会に呼んでくれました。
ブロック積みは、遠隔操作とは思えないくらい、きれいに積まれていてビックリしました。
ICT施工がもっと広がって、現場作業が効率的になればいいな。と思いました。