2025.9.3
新入社員です🔰
今回は夜間に現場の職員全員と社長で高田組が請け負っている万葉線の現場を見に行きました!🚃
現在、私のいる現場には「コーオプ教育」で8月21日~9月19日の約1カ月の間、大学生の方が現場に従事しています。
その大学生が鉄道好きというのもあり、万葉線の現場所長さんが「鉄道に興味あるなら夜間の方が面白いものが見れるぞ。」と言われ、今回特別に夜間に見学しに行くことになりました!
私たちは新屋の現場を終え、17:30ごろに事務所を出発して、現場に向かいました。
夜間作業は既存の軌条(レール)を新しいものに入れ換える作業であり、私たちが19:20頃に現場に着くと既に軌条が撤去されていて周りに多くの作業員の方々がおられました。
その後、組み立てられた軌条をバックホウにキャタピラとは別に車輪が付いた「軌陸バックホゥ」が運び、作業員の方々が慎重に施工済みの軌条に繋げる作業を行っていました。
これは、軌条の高さを整える際に「豆ジャッキ」を使って軌条を持ち上げて整えているときの様子です。
これは、軌条の横の位置を整えるため、バールを使って数人でてこの原理で動かしているときの様子です。
全員の息が合わないと動かないので声掛けと全員の息を合わせることが非常に重要な作業です!
私達も実際に体験してみました!
初めは、バールが重くて動かすだけでも大変で、息を合わせるのも一苦労だったのですが、作業員の方の声掛けと同じタイミングで動かすことを意識したことで、全員の息が合わさり軌条を動かすことができました!\(^_^)/
この他にも軌条を吊り上げる作業や、継目板で軌道とレールを繋ぎ合わせる作業も行いました。
軌条を吊り上げる際は反対側の人と息を合わせてチェーンを巻き上げる必要があり、チェーンを巻き上げていくと徐々に軌条の重みが伝わって巻き上げるのが難しくなって更に息を合わせながらするのでとても大変でした。
継ぎ目板での作業は、1人がインパクトでナットを締めて反対側でもう1人が抑えながらハンマーで叩く作業を行いました。インパクトで締める時もハンマーで叩く時も、左右均等に締めたり叩かなくてはならないので大変でした。
万葉線の現場に行ってみて私が思ったことは、作業員の方々が常に動いて一つの作業が終われば次の作業の準備をしていて、非常に無駄の無い動きで作業を行っていてすごいなと思いました。
また、息を合わせる作業でも、一人の掛け声に息をぴったりと合わせて作業していることがすごいなと思いました。この現場の作業員の方々は経験豊富なベテランで次の手順がわかっているからこそできることでもあり、そのような経験
豊富な人たちだからこそ短い時間で行う今回の万葉線の工事を任せられるのだなと思いました。
大学生の方も「非常に楽しく貴重な体験ができた。」と言っていたので良かったです!
万葉線の現場の作業員の方々、今回は忙しい中時間を作って貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました!
👷🚃